I told you a lie

他愛もない日記や感想文

ゴチャゴチャとか、サクッととか

もちゃもちゃやれば海外でもNHKが見れる。

ということで、大奥セカンドシーズンを観ている。あまりにも良い……。演者が発表されたときは、えー合うかな?とかなんかイメージ違くない?と思っていたのに、いざ観てみると素晴らしい。世界観を再構築している。


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漫画の実写化って、原作の完全トレースをするのか or 再構築をするのか がすごく難しいと思うのだが、大奥に限っていえば、この再構築がとても上手い。絶対に外すべきではないシーンはきちんと描き、そのために削げるところは削いで……。あっぱれです。

個人的には今やってる青沼あたりの話が一番好きなのだけど、特に御台様が「楽しかったから……」というシーンがもはや原作より良かった気がする。大奥の男たちが集まって、身分も何も関係なくワイワイ勉強して……という他愛無いやり取りをちゃんと見せてからのあの一言だから、そりゃ楽しかったよねえ(泣)という気持ち。13話からは恐ろしい話が続くと思うので、あの楽しそうなみんなの姿を目に焼き付けないとだね。

正しい人たちがちゃんと幸せになれる社会であって欲しいと心から思う。

 

さらに一昨日はNetflixで「Fair Play/フェアプレー」を。これもまた嫌な映画だよ!


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プライドの高い人の持つ嫉妬心というものが一番恐ろしいね。そこに性差まで持ってきたらもうさ!キツいて!!

生き馬の目を抜くような世界のキツさもあるけど、普遍的な話として、「優しい彼氏」の「優しさ」はどこからもたらされるものか?ということに対する究極の回答を突きつけられた感じ。馬鹿にされてるまではいかないけど、「女性は守ってあげなきゃ」とか「俺が養ってあげなきゃ」とか、潜在的に下にみている訳じゃん。それがわかりやすい昇進で逆転しちゃうと、途端に優しくなくなっちゃうんですね……みたいな。しんどい。

個人的にはルークがあまりにも仕事の出来ない男でずっとイライラした。なんでこの会社に入れたの!?あ、縁故ね……という。縁故採用は仕事ができないのに切りづらいからなあ。

 

権力の関わるパワーゲームというのは、男女だろうが男男だろうが女女だろうが、醜悪なことに変わりはないな……という二作でした。

私も権力は得たいけど、それ以上に正しい人間でありたいよ。

 

閑話休題

最近ふと、自分が口頭で話すときってオノマトペを多用しているな?ということに気づいた。ガーッととか、ゴチャゴチャとか、サクッととか……。これが英訳しにくくて難しい。たぶん英語にも似た表現はあるのでしょうが、私の拙い英語力では使いこなせない。頑張っていきたいですね。

ふわ~っと、もよく使うな。しかもジェスチャー付きで。

 

こっちに来てから、物価も高いし量も多いし、ということで軽い自炊をマメにやっている。別に料理は好きではないけど、買い物をするのが好きなので、スーパーで食材漁りをしているときはちょっとだけストレス発散されている気がする。今週はパプリカが安かったので、同じく安かった鶏肉と一緒にワイン蒸しにした。美味しいワインで蒸してるのもあってか、絶対に美味しくできるんだなコレが。

基本的にやる気がないので主食+副菜1品って感じなのだけれど、他のフラットメイトは肉ドーン!とかパスタドーン!みたいなご飯だ。昔、何かで「日本の食卓はおかずの品数が多すぎる」というような記事を読んだけれど、まさにそう。お昼もみんなパンのみ!とかチャーハン的なもののみ!とかだし、日本のお弁当ってすごいな……と思う。

こういうちょっとしたところでも文化の差を感じて、面白い。旅行では分からない醍醐味。帰国したら見えていなかった部分が見えるのかな?楽しみ。

 

NZでの生活はあと1ヶ月半だけども、引き続き元気に楽しくやっていきたいですね。

帰ったらコンビニのおにぎり(鮭)を食べるんだい!